新型コロナウイルスの感染者数が日に日に増加しています。メディアでも多く取り上げられているため、症状について聞いたことがある方も多いかと思います。ですが、「これってコロナ？夏風邪？」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。実は医師であって、風邪か新型コロナウイルスかの症状を見分ける事は困難であると言われています。
今回は、新型コロナウイルスの症状について風邪と比較して解説していきたいと思います。

●目次
１・こんな症状が出たら気を付けて
　１・味覚・嗅覚
　２・頭痛
　３・発熱・筋肉痛
２・新型コロナ感染の恐れがある場合は？
３・未然に感染を防ぐ方法

新型コロナウイルスの症状

味覚、嗅覚の異常

新型コロナウイルスに感染した方に「味を感じなくなった」という方もいらっしゃいます。これは鼻の奥の方にある嗅覚を感じる細胞にコロナウイルスが入り込んだため発症すると思われます。嗅覚に異常が出た場合、味覚にも障害が併発することが多いため、味覚と嗅覚に異常が出ると考えられています。具体的には「ものを食べた時に味を感じない」「食べ物の匂いが解りにくい」といったものがあげられます。

頭痛

新型コロナウイルスには頭痛の症状もあらわれます。人によっては、発熱や咳、喉の痛みよりもまず頭痛が出たという方もいらっしゃいます。

発熱と筋肉痛

筋肉痛や疲労感は発熱とセットで見られることの多い症状です。ウイルスに感染すると、体がウイルスを追い出すために体温を高くします。体温を高めるために、筋肉が収縮と拡張することで発熱し筋肉痛や疲労感があらわれるのです。

咳、息切れ、呼吸困難

咳や息切れ、呼吸困難は新型コロナウイルスの代表的な症状であるといえます。咳が長く続く、少し動いただけで息切れがする、息苦しい感じがするといった症状は新型コロナウイルスの最大の特徴です。

新型コロナウイルスの症状かも？感染が疑われる時も慌てずに

新型コロナウイルスかと慌てて医療機関に行っては感染を広めてしまう危険性があります。まずは人に移さないよう自宅で安静にして様子をみましょう。数日たっても体調がよくならない時は最寄りの医療機関に電話して受診を問い合わせるようにしましょう。

新型コロナウイルス対策に抗ウイルスコーティング

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