感染者が日々増加する新型コロナウイルス。感染しないためには、まず手洗いうがいなどウイルスを寄せ付けない事が重要ですよね。
ウイルスを減らし感染予防のために、有効な除菌法を確認しましょう。
●目次
1・手指の正しい除菌方法
1・手洗い
2・アルコール
2・物の正しい除菌方法
1.塩素系漂白剤
2・洗剤
3・次亜塩素酸水
3・身体に害のない除菌方法とは?
手指についたウイルスの除菌法
手洗い
手指についたウイルスの対策は洗い流すことが最も重要です。手指に付着しているウイルスは、流水のみの手洗いだけでも1/100に、石けんやハンドソープなどで揉み洗いをした場合は1/10000まで減らせます。なお、手肌が荒れてしまうため、手洗いをした後でさらに消毒液などをつける必要はありません。
アルコールを使用する
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。コロナウイルスはエンベロープという膜に覆われていますが、アルコールはこのウイルスを守る膜を壊して無毒化してくれます。
ただし、アルコールに過敏な方では手指に炎症のような症状が出ることがありますので注意が必要です。
物についたウイルス除菌法
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム
テーブルやドアノブなどの物には市販の塩素系漂白剤がおすすめです。塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」が新型コロナウイルスを破壊し、無毒化してくれます。3で紹介する「次亜塩素酸水」とは違います!混同しないようにしましょう。
洗剤(界面活性剤)
テーブルやドアノブなど人がよく触る所には、市販の家庭用洗剤でも除菌できます。洗剤の主成分である「界面活性剤」が、ウイルスの「膜」を壊して無毒化してくれます。
次亜塩素酸水
テーブル、ドアノブなどには、一部の「次亜塩素酸水」も有効です。
ただし、ここで注意したいのが「次亜塩素酸水」を1で紹介した「次亜塩素酸ナトリウム」と勘違いしている方が多い事です。後者は家庭用に出ている台所漂白剤などに代表されるものです。別物ですので混同しないようにしましょう。
また、こうした消毒剤等の空間噴霧については、コロナウイルスについての除菌効果が今の所認められておらず人体にも有害であると注意喚起がされています。
(厚生労働省による注意喚起:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html)
コロナ対策での除菌!体に悪くないものを選びましょう
新型コロナウイルスは粒子の一番外側に「エンベロープ」という脂質からできた幕を持っています。こうした耐性の強いウイルスも無毒化できる消毒剤を選びましょう!
更に除菌する時は、その製品がSIAAマークも取得しているかも忘れずチェックしてください。SIAAとは、抗菌製品技術協議会のこと。このSIAAによる厳しい審査を通り抜けた商品だけがSIAAのマークを取得できるのです。つまり信頼の証。今お使いのコロナ対策の除菌剤はSIAAマークがついているものでしょうか?
また店舗ごと抗菌・抗ウイルス施工を考えているなら、表面をしっかりコーティングしてくれるものを選ぶようにしたいですね。菌やウイルスはもちろんのこと、店舗内の設備を傷から守ります。
コロナ対策で除菌をするなら、その除菌法が体に有害でないかも忘れずに確認してください。正しく最適なコロナ除菌法で、快適な毎日を過ごしましょう。