政府によって新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、新しい生活様式について発表がありました。
この新生活様式とは「新型コロナウイルス対策を日常生活に取り入れよう」という趣旨になります。
具体的にはどういったものがあるのでしょうか?
今日は、この新型コロナウイルス対策としての新しい生活様式について解説していきます。
●目次
1・新しい生活様式とは?
1・基本的な感染対策
2・日常生活での新生活様式
3・日常生活における各場面での新生活様式
4・働き方における新生活様式
2・新型コロナウイルス対策で選ぶなら
1・人体に影響のないものを選ぼう
2・効果が長続きするものを選ぼう
3・効果が立証されているものを選ぼう
4・費用に補助金がでるものを選ぼう
3・新型コロナウイルスを想定した新生活様式とは?まとめ
新しい生活様式とは?
基本的な感染対策
身体的な距離を確保する
・人との間隔を2メートル空ける。
・会話をする時は真正面を避ける。
マスクの着用
・人との間隔が取れない時は症状がなくてもマスクを着用する。
手洗いうがいの慣行
・帰宅した後は、手や顔を石けんで洗う。
この時、手洗いは30秒ほど時間をかけて水と石けんで丁寧に洗いましょう。実は、水洗いだけではウイルスは不活化させられません。また、石けんやアルコール消毒などをしても、時間が短いと同じくウイルスを除菌・滅菌しきれないのです。
しっかりと時間をかけて、丁寧に洗う事が大切です。
日常生活での新生活様式
こまめな手洗いと手指の消毒
咳エチケットの徹底
こまめな換気
人との距離を確保する
職場や自宅などで朝検温をする、発熱や風邪の症状がある時は無理せず自宅で療養する
日常生活における各場面での新生活様式
買い物中
・通販を利用する
・1人または少人数ですいている時間に
・電子決済の利用
・レジに並ぶ時は前後にスペースをとる
娯楽やスポーツに関するもの
・ジョギングは少人数で
・十分に人との距離を保つかオンラインで楽しむ
・予約制を利用して混雑しないように
・狭い空間での長居をしない
働き方における新生活様式
テレワークの導入、ローテーション勤務を利用して人数制限
時差通勤で人との間隔をとる
会議はオンラインで
対面での打ち合わせは換気とマスク
こうした取り組みの中には「むしろ以前からやってほしかった」というものもありますよね。
特に咳エチケットの徹底は嬉しいもの。
電車の中で大きな声で咳やくしゃみをする人は、何とかならないかなと不満に感じていた人は多いのではいないでしょうか。
ちなみに、日本感染症学会と日本環境感染学会では、屋外で人との距離が空いている所ではマスクを着用する必要はないという見解をだしています。
新型コロナウイルス対策で選ぶなら
人体に影響のでないものを選ぼう
新型コロナウイルス対策をうたう製品の中には、多量に使用すると人体に影響を及ぼすものがあります。
特にアルコール消毒は新型コロナウイルスに有効ですが、アレルギーなどで使用できないという方もいらっしゃいます。
なるべく人体に影響のない、安全なものを選ぶことをオススメします。
効果が長続きするものを選ぼう
例えば、市販されている除菌シートなどは、手指を清潔に保ち菌やウイルスを不活化する効果がありますが、効果時間は短いとされています。また、新しく付着した菌やウイルスに効果がないといったマイナス面もあります。
効果が長続きするものを選ぶようにしましょう。
効果が公的な機関によって証明されているものを選ぼう
抗菌や抗ウイルスをうたう製品の中には、効果が実装されていないものも多くあります。
ではどういった製品は効果が実証されているのでしょうか。
目安の1つとしてSIAAマークがあります。
これは抗菌や抗ウイルスをうたう製品の効果を厳しく審査する「抗菌製品技術協議会」のことです。
SIAAマークがある製品は、抗菌、抗ウイルスに関して第三者が証明したという証拠になります。
費用に補助金がでるものを選ぼう
オフィスや店舗を丸ごと抗菌・抗ウイルスに施工してほしいと考えている方は多いですよね。
費用が高いと諦めていませんか?
実は「店舗やオフィスに新型コロナウイルス対策で工事などをする場合」は費用を国に一部負担してもらえるのです。
小規模事業者持続化補助金という制度をぜひ利用してくださいね。
新型コロナウイルスを想定した新生活様式とは?まとめ
新型コロナウイルスを想定した新生活様式とは簡単に言えば「日常生活に感染対策を取り入れよう」という試みです。
基本的には
●ドアや窓を開け放しにして「3密をさける」
●帰宅後は30秒以上石けんで手洗いをし、うがいも徹底する「手洗い・うがい」
●人がいる場所ではマスクをして咳エチケットを守る「マスクの着用」
といった点があげられます。
あまり過剰に反応しては生活に不便が生じてしまいますが、基本的な事をしっかりと守って新型コロナウイルスを乗り切っていきましょう。