新型コロナウイルスの感染拡大にともなって、除菌消毒業者に依頼が多く集まっています。
興味はあるけど、どんな業者がいいのか、一般家庭でも依頼できるのか、実際に作業するところはどこか、色々気になりますよね。
今回は、新型コロナウイルス感染症の消毒作業について解説していきます。
●目次
1・企業や店舗で消毒作業の依頼が急増中
1・一般家庭でも依頼できる?
2・作業費用の相場は?
3・実際にどんな作業をするの?消毒作業する箇所は?
4・業者を選ぶ時に気を付けること
2・新型コロナウイルス対策で消毒作業を依頼するなら
1・人体に影響がないもの
2・効果が長続きするもの
3・効果が実証されているもの
4・費用に対して補助金がでるもの
3・新型コロナウイルス感染症の消毒作業はどんなもの?まとめ
企業や店舗で消毒作業の依頼が急増中
コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされた店舗も多いですよね。
また、客足の多い店舗や休業できない業種では、感染に対するリスクも不安になるかと思います。
こうした背景があり、現在除菌消毒作業の業者に注目が集まっています。
安心して営業を再開したい、従業員にも来店するお客様にも安心してもらいたい、こうした配慮からプロにより除菌作業へ依頼を出す方が多くなっているのです。
一般家庭でも依頼できる?
通常の業者であれば、一般家庭にも依頼対応しているそうです。
特に、重症化しやすい「糖尿病」「高血圧」「喫煙者」がいる家庭や、高齢者からの相談が多くなっているそうです。
作業費用の相場は?
1LDKなど範囲が狭い場合は30000円ほどから依頼が可能です。
床面積が多く5LDKなどになると10万円以上かかる場合がほとんどです。
実際にどんな作業をするの?消毒作業する箇所は?
薬剤を噴霧すると思っている方が多いのですが、薬剤を噴霧しても空気中にいるウイルスにはあまり効果がないことが解っています。
殺虫剤などで使用される手法で、密閉空間で時間をかけて薬剤を隅々までいきわたらせるという方法がありますよね。こういった手法は多く取られています。
そのため、薬剤を塗布し拭き上げていく(磨き上げる)といった作業をしていきます。
実際に作業する箇所は、床はもちろん、ドアノブや手すり、机やいすなどの家具から壁、壁に取り付けられたエアコンまで漫勉なく消毒作業が施されます。
4・業者を選ぶ時に気を付けること
効果のある薬剤であること:アルコールや次亜塩素酸水などは確かに新型コロナウイルスに有効であることがわかっていますが、効果時間も短いといった難点もあります。
また、業者の中には効果が立証されていないにも関わらず、新型コロナウイルスに効果があるとうたって作業をする悪質なものもいるので気を付けましょう。
専門家が施工すること
薬剤を空気中に噴霧する方法では、新型コロナウイルスには効果がうすいことがわかっています。
また、アルバイトなどで作業に慣れていないスタッフが対応した場合は十分な作業をしてもらえないことも。
専門家が薬剤をきちんと噴き上げて施工する業者を選びましょう。
新型コロナウイルス対策で消毒作業を依頼するなら
人体に影響がないもの
まず人体に影響がないものを選びましょう。
アルコールは新型コロナウイルスに有効ですが、大量に使用したり空気中に噴霧したりすると人体に影響があることがわかっています。
お子さまやお客様にも安心して頂けるような、人体に影響のない薬剤を使用している業者を選びましょう。
効果が長続きするもの
せっかく、消毒作業をしても効果が短時間できれてしまっては元も子もないですよね。
効果が長続きするものを選ぶようにしましょう。
効果が実証されているもの
業者が使用する薬剤について、効果がきちんと実証されているものを選びましょう。
消毒業者のなかには、新型コロナウイルスへの効果が実証されていないにも関わらず「新型コロナウイルスを撃退」などと標榜するものがあります。
かならず、公的な機関が効果を立証されている薬剤を使用している業者を選ぶようにしましょう。
費用に対して補助金がでるもの
小規模事業者持続化補助金という制度をご存じですか。
この補助金は、国が打ち出した新型コロナウイルス感染症対策の補助金の1つです。
店舗やオフィスを新型コロナウイルス対策として、抗菌や抗ウイルス加工したさい、国が費用を一部負担してくれる制度となっています。
新型コロナウイルス感染症の消毒作業はどんなもの?まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、消毒業者へ依頼する人が増えています。しかし、中には効果がないものを高額で作業する悪質な業者もいるので注意してください。
業者を選ぶ際には、使用している薬剤が人体に影響がない点、効果が長続きする点、薬剤の効果が第三者機関によってきちんと立証されている点に気を付けましょう。
また、小規模事業者持続化補助金という制度をつかえば、こうしたコロナ対策での店舗の消毒作業にかかった費用を国が1部負担してくれます。上手に活用して、従業員もお客様にも安心して利用してもらいたいですね。