世界の新型コロナウイルス感染状況や致死率は日本とどう違う?

世界的に新型コロナウイルス感染が拡大しています。
日本は病院での窓口で負担する費用が1~3割と安くすむこと、医療制度が整っている事もあり感染者が適切な治療を受けられています。
しかし、世界的に見ると医療制度が整っていない国もあるため新型コロナウイルス感染は非常にリスクが高いといえます。
世界と日本では新型コロナウイルス感染の状況はどう違うのでしょうか。

●目次
1・世界の新型コロナウイルスの感染状況と致死率
 1・世界の新型コロナウイルス感染状況
 2・世界の新型コロナウイルス致死率
2・世界と日本では新型コロナウイルス感染状況どう違う?
3・新型コロナウイルス対策をするとき気を付けたいこと
 1・人体に影響がない
 2・効果が長続きする
 3・効果が立証されている
 4・費用に補助金がでる
4・世界の新型コロナウイルス感染状況や致死率は日本とどう違う・まとめ

世界の新型コロナウイルスの感染状況と致死率

世界の新型コロナウイルス感染状況

この記事を作成している2020年9月末で、全世界の感染者数は「33516946人」と言われています。
また死亡者数は「1005394人」と報道されています。
ただし、現在はPCR検査をする事例が増えてきているため感染者数が増加していますが、実際は無症状であったり「風邪」などと診断されていたりして「本当は新型コロナウイルスに感染しているがカウントされていない人」がかなり多いのではないかと指摘されています。
感染者数が多い国としては「アメリカ」「インド」「ブラジル」がベスト3となっています。
というのも、世界の人口の多い国ランキングで見てもアメリカは第3位、インドは第2位、ブラジルは第6位ですから、そもそも人口が多いため感染者数も多くなるのは当然といえば当然です。

世界の新型コロナウイルス致死率

全世界で見ると、感染者数が33516946人に対して死亡者数が1005394人なので、致死率は2.9%となります。
国別でみると、イタリア(*1)やスペイン(*2)のように高齢者が多く医療機関が充実していない国では死亡者数も多い傾向にあるようです。
ですが前述したように、医療機関が不足していたり、検査が受けられなかったりして感染者数が実際よりも少ないと指摘がされている事を考慮すると、感染者数が増えて分母が多くなるため、致死率はもっと低くなるものと推測されます。

(*1:イタリアは2009年のギリシャショックに事を発する欧州の財政危機において、その財政の不健全性を指摘され緊縮財政を決行した。その結果、多くの公立病院が削減され医療制度が危ぶまれていた。)
(*2:スペインの医療指数はイタリアとほぼ同じと言われています)

世界と日本では新型コロナウイルス感染状況どう違う?

日本だけで見ると、新型コロナウイルスに感染した人はと死亡者数で計算すると1.8%の致死率となっています。
これは日本の医療制度が充実している事に加え、日本独自の慣例が高齢者の感染を防いだのではないかと言われています。
日本の高齢者施設はインフルエンザなどが流行する時期には面会を禁止にしたり制限をかけたりすることがほとんどです。
今回の新型コロナウイルスに関しても、真っ先に老人ホームなどの施設は面会に制限をかけたり禁止にしたりと処置を講じました。
その結果、致死率の高い高齢者を感染のリスクから遠ざけられたのではないかと言われています。

新型コロナウイルス対策をするとき気を付けたいこと

人体に影響がないもの

まず人体に影響がないものを選びましょう。
アルコールは新型コロナウイルスに有効ですが、大量に使用したり空気中に噴霧したりすると人体に影響があることがわかっています。
お子さまやお客様にも安心して頂けるような、人体に影響のない薬剤を使用している業者を選びましょう。

効果が長続きするもの

せっかく、消毒作業をしても効果が短時間でなくなってしまっては元も子もないですよね。
例えば、市販の除菌シートなどは15秒ほどで拭いた所を除菌してくれますが、新しく付着した菌には効果がないと言われています。
抗菌・抗ウイルスの効果が長続きするものを選ぶようにしましょう。

効果が実証されているもの

業者が使用する薬剤について、効果がきちんと実証されているものを選びましょう。
消毒業者のなかには、新型コロナウイルスへの効果が実証されていないにも関わらず「新型コロナウイルスを撃退」などと標榜するものがあります。
かならず、公的な機関が効果を立証されている薬剤を使用している業者を選ぶようにしましょう。

費用に対して補助金がでるもの

小規模事業者持続化補助金という制度をご存じですか。
この補助金は、国が打ち出した新型コロナウイルス感染症対策の補助金の1つです。
店舗やオフィスを新型コロナウイルス対策として、抗菌や抗ウイルス加工したさい、国が費用を一部負担してくれる制度となっています。

世界の新型コロナウイルス感染状況や致死率は日本とどう違う・まとめ

世界的にみると感染者数と死亡者数から割り出した新型コロナウイルスの致死率は2.9%となっています。
しかし、無症状の陽性者であったり、検査をうけていないなどの事情にで陽性者としてカウントされていない人数がかなり多いと推測されているので実際の陽性者数は統計より多く、致死率はもう少し下がるのではないかと言われています。
日本は致死率でみると1.8%となっており、世界的に見ても低い水準です。
これは、高齢者施設などが早い段階で外との接触を制限、禁止したことにより死亡率の高い高齢者が感染のリスクから遠ざけられたことが原因ではないかと言われています。

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